映像画日記

アニメーターの絵と映画と読書の記録

テルマ&ルイーズ 

f:id:mutekityouzin:20240303122746j:image

はじめての新宿シネマカリテ

スクリーンはかなり小さいので最前列にした

結構混んでる

f:id:mutekityouzin:20240303145131j:image

 

リドリー・スコットなので、昔から気になっていた作品。

筋を知らずに観たけどかなり面白かった。笑えるし派手だし。

 

 

 

f:id:mutekityouzin:20240303152149j:image

 

90年代を代表する傑作ロード・ムービー

リドリー・スコット監督自身の監修により4Kレストア化


平凡な主婦のテルマジーナ・デイヴィス)とウェイトレスのルイーズ(スーザン・サランドン)は週末のドライブ旅行に出発した。その途中、立ち寄った店の駐車場でテルマが男に襲われるという事件が発生。テルマがレイプされそうになった寸前、助けに入ったルイーズが護身用の拳銃で男を射殺。ルイーズにはかつて、レイプの被害を受けたトラウマがあった。次から次へとトラブルが重なり、警察に指名手配された2人は、車でメキシコを目指し逃避行を続けるうちに、自分らしく生きることに目覚めていく……。

 

33年の時を経て、より強烈な輝きを放つ
シスター・フット映画の金字塔!
テルマとルイーズ、女性2人の冒険と友情を描き‟女性版アメリカン・ニューシネマ“と評されたリドリー・スコット渾身のロードムービー。性的被害を受けた‟女性の正義“というテーマや、友情か愛情かで議論が巻き起こった親友2人のラストシーンなど、公開から30年経った今も全く色褪せておらず、時代を先取りした映画だった。

 

舞台はグランドキャニオンの架空の場所という設定だが、ユタ州のデッド・ホース・ポイントの壮大な風景美の中、2人を乗せて疾走する1966年フォード・サンダーバードコンバーチブルは強く観客の心に刻まれた。

 


第64回アカデミー賞®で6部門ノミネート、脚本賞受賞。ゴールデングローブ賞でも脚本賞受賞。2016年には半永久に保存する価値のある作品が選ばれるアメリカ国立フィルム登録簿にも登録。同年の第69回カンヌ国際映画祭では、公開から25年を記念した上映が行われ映画界のすべての女性に光を当てて、男女間の不平等や女性の地位向上を目指すプログラムである「ウーマン・イン・モーション」賞が贈られるなど、フェミニズムの観点からも記念碑的作品として支持を集め続けている。

 

そして今回、リドリー・スコット監督の監修のもとオリジナルネガからの4Kレストアが実現し、より強く鮮烈に解放への旅路が映し出される。

※当館では2K上映です。