後漢朝の威信低下後、乱世となった中国を舞台に豪傑達の激烈な争いを描いたアニメ。
歴史文学の世界的傑作として名高い中国歴史戦記を3部構成で映画化した第1弾で、脚本は「福沢諭吉」の笠原和夫が執筆。監督は「宇宙戦艦ヤマト 完結編」の勝間田具治。監修は「江戸城大乱」の舛田利雄。作画監督は角田紘一がそれぞれ担当。
作画の先輩が、角田さんが作監、山下高明さんの担当パートもあるということで貸してくれた(先輩も二原、動検と色々やったらしい)。
椋尾篁さんが八島さんや青山充さんのラフから、クミ線まで切った原図を数多く起こし、先輩をはじめとした第二原画マンが作画していったらしい。
けっこう退屈かな・・と思ったら、笠原和夫の東映時代劇そのままのホンと豪華な声優陣(あおい輝彦、渡哲也)で、往年の東映映画好きとして面白く観られた。
作画もゆったりたっぷりとした好みの感じである。
羽根章悦さんの描く死に際の舞のシーンも良い。
中鶴さんも少し参加してたとか、あまりしてないとか。
二宮常雄さんがキャラデの予定だったらしい。
DVDで借りたけど、アマプラでも観られるみたい。
DVDは4:3だけど、劇場では(ビスタ)16:9でかかっていたと聞いた。しかしそっちで観られるチャンスはなかなか無さそう。