映像画日記

アニメーターの絵と映画と読書の記録

新宿三丁目 クロッキー会

 

今日も雨だった。前回初めて来た時もすごい雷だったことを思い出す。

ここは早く行かないと入り口手前の席になってしまうので、早めにビルに入る。

講師の森先生(小柄な老婦人。68年に桑沢を卒業とHPに書いたあった。)に

「あら、久しぶり。いつもの席空いてるわよ」

と言われ場所をとる。今日で二回目なのにな、と思うとなんだか可笑しかった。

 

モデルさんが開始時間までなかなか服を脱がないのでおや?と思ったら、今日は着衣クロッキーの日だった。ファッションクロッキーとはまた別で、半裸のポーズといったら伝わるだろうか。

そういえば意外と描いたことのないモチーフだ。

 

中休憩の前にモデルさんが急に、「あの、今日の態度が悪かったらすみません、以前、モデルをした場所で心無いことを言われて…それ以来わたし…」と涙目で謝りだし、

ただいつも通り描いていた自分含め皆、突然のその独白にしばし呆然としてしまった。

そんなことはないですよ、と皆で慌ててとりなす。

モデル業もまた大変な仕事なんだなと思った。

 

この教室は隣が貸しギャラリーになっているようだ。

中休憩なので来る時に駅で買った菓子パンを食べようと教室を出たところを「ギャラリーも見ていきませんか、クロッキーもありますよ」と他のスタッフの人に声をかけられる。

お腹が空いていて早く食べたかったが、急な誘いを断われず、知らない画家の展示作品を見る。

金や銀をふんだんに使った大きな絵で、油絵はいいなぁとあらためて思わされた。

中央のテーブルの上に置いてあったチョコ菓子が実は一番気になったが、手に取る勇気はでなかった。

 

 

 

後半がはじまり、先生にじっと描く様をのぞかれ「線が綺麗ね、とっても」と一言褒めてもらう。素直に嬉しかった。

 

 

20時過ぎにやっと会が終わり、新宿のg.uをのぞいて帰ることにした。

遊戯王コラボの商品はここにはTシャツ以外は揃っていた。そのなかからはパンツだけ買うことにした。

それとついでにブラックとオリーブの長袖シアーオーバーシャツを二着。秋も半ばなのに暑すぎてなかなか衣替え出来ない。早く着たいなと思った。

 

肝心のクロッキーは明日会社でスキャンできたらここにアップしようと思う。