映像画日記

アニメーターの絵と映画と読書の記録

「アメリカのアニメーションにおける作画表現を語る――ナイン・オールドメンからドン・ブルースへ」/井上俊之氏+高瀬康司氏

第1回アニメーション史特別研究会

アメリカのアニメーションにおける作画表現を語る――ナイン・オールドメンからドン・ブルースへ



【研究会概要】
時代と共に移り変わる多様なアニメ表現を、制作現場のクリエイターたちはどうとらえているのだろうか。
本研究会では、『アニメ制作者たちの方法――21世紀のアニメ表現論入門』(フィルムアート社)を刊行したばかりの高瀬康司氏をモデレーターにお迎えし、日本アニメの最前線で活躍するクリエイター陣にお話を伺うことで、実践的視点と研究的視点の双方からその表現・歴史の検証を行う。
第1回となる今回は、日本を代表するアニメーターである井上俊之氏をトークゲストに、これまで日本では十分に語られてこなかった、アメリカのアニメーションにおける作画表現を分析するとともに、日本アニメにおける表現との関係性・応用可能性を考える。
そこから得られる展望は、映像の世界での活動を志す学生たちにとっても必ずや有益な情報となるだろう。(主催・権藤)
※今回はゲストのご配慮もあり、本学の学生だけでなく、現場のアニメーターをはじめとするアニメ制作者・研究者・一般アニメファンなど学外の方々も、事前にご予約いただくことで聴講可能となっております。
東京工芸大学の学生は、学生証の提示によりどなたでも入場可能です(一般予約をした本学の学生はキャンセルをお願いします)。

【講師】
井上俊之氏(アニメーター)

【モデレーター】
高瀬康司氏(『アニメ制作者たちの方法――21世紀のアニメ表現論入門』編著者)

【講師プロフィール】
井上俊之(いのうえ・としゆき)
1961年生。アニメーター。日本アニメーター・演出協会(JAniCA)理事(2014-16年は代表理事)。大友克洋AKIRA』(1988)、宮崎駿魔女の宅急便』(1989)、押井守GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995)、今敏千年女優』(2001)、磯光雄電脳コイル』(2007)、細田守おおかみこどもの雨と雪』(2012)、庵野秀明ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012)、原恵一百日紅 〜Miss HOKUSAI〜』(2015)、岡田麿里さよならの朝に約束の花をかざろう』(2018)など数多くの話題作で活躍。業界内では「カリスマ」の愛称でも知られる。

高瀬康司(たかせ・こうじ)
サブカルチャー批評、アニメ研究、編集、ライター。カルチャー批評ZINE『Merca』編集長。編著に『アニメ制作者の方法――21世紀のアニメ表現論入門』(フィルムアート社、2019年)。

【主催】
権藤俊司(東京工芸大学芸術学部アニメーション学科准教授)



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** 研究会情報 **
日時:平成31年4月13日(土) 
時間:14:00−17:30 (開場:13:30 開演:14:00)
開催場所: 東京工芸大学 中野キャンパス 芸術情報館メインホール
講師:井上俊之氏(アニメーター)
モデレーター:高瀬康司氏(『アニメ制作者たちの方法――21世紀のアニメ表現論入門』編著者)
主催:権藤俊司(東京工芸大学芸術学部アニメーション学科准教授)
参加費:無料
お問い合わせ:本ページ内の「主催者へ連絡」欄まで(事務処理の都合上、大学へのお問い合わせはご遠慮ください)
※学外者のご参加には、Peatixでの事前申込が必要ですのでご注意ください(本学の学生は学生証で入場可能)。
※講演内容に関するSNSなどWeb上への投稿・レポート、ならびに撮影・録音は固くお断りいたします。
2019/04/13 (土) 
14:00 - 17:30 JST
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会場