映像画日記

絵と映画と読書 の記録

『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣』

ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣  [東宝DVD名作セレクション]

 

   東宝特撮映画陣がゴジラ・シリーズ以外の、特撮怪獣映画の原点回帰を狙って製作した意欲作。

カミナリイカをベースにしたゲゾラ、カルイシガニがルーツのガニメ、マタマタガメをデフォルメしたガニメの三大怪獣のユニークなフォルムが印象的。


   木星探査用ロケット・ヘリオス7号に付着して地球に襲来した宇宙生物は、セルジオ島の生物に憑依し巨大化、ゲゾラ、ガニメ、カメーバとなって島を襲撃する。生物学者の宮(土屋嘉男)は、宇宙生物が超音波に弱いという弱点を発見、反撃に転じる。
   有川貞昌特技監督は、操演、ギニョール、合成などを多用して、三大怪獣の生物としてのリアリティを追求。その意欲は大いに買うものの、いかんせん本編のストーリーが腰砕け気味なのが残念。
なおカメーバは、2004年の東宝映画「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ/SOS東京」に、ゴジラに殺され海岸に漂着した怪獣として、34年ぶりのスクリーン再登場を果たした。(斉藤守彦)