映像画日記

アニメーターの絵と映画と読書の記録

カプセルQキャラクターズ シン・ウルトラマン 全3種/1回500円

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企画・脚本を庵野秀明氏、樋口真嗣氏が監督を務める『シン・ゴジラ』ゆかりのスタッフにより、『ウルトラマン』の原点を見つめ直しながらも全く新しい形で現代に送り出す空想特撮映画『シン・ウルトラマン』を海洋堂から、トレーディングフィギュアとしてお届けします。

 

好評の「キャラクター・クラシックス」シリーズなど、長年にわたってリアルなウルトラマンフィギュアの造形を突き詰めてきた木下隆志がウルトラマンを、そして生物造形の第一人者として知られる松村しのぶが2体の禍威獣を担当。しかも統一スケールで制作することで、2人のトップ造形師によるウルトラマンと禍威獣の対決という、かつてない貴重なアイテムとなりました。

 

ウルトラマン
庵野秀明氏が、ウルトラマン本来の美しさを描き出すため再構築した新デザイン。無駄をそぎ落とした筋肉質なプロポーションに、十字を組んだスペシウム光線の構えで、腹筋への力の入り具合までも絶妙に作りこんでいます。

 

ネロンガ
オリジナルでは普段は透明な身体をしており、角から電気を吸収する

という設定の禍威獣。ヒダ状に盛り上がった背中と背びれ、細くなびいた角に加え、腹と四肢など身体の各部で質感の異なるウロコも丹念に彫り込み、生物としての存在感のある姿に作り上げました。

 

ガボラヒレ閉)
オリジナルでは首元から伸びるヒレを閉じてドリルのように使い、地中に潜る能力を持つという設定の禍威獣。さらに回転して地中での行動を可能にする背中から尻尾にかけての渦巻き状の器官は、胴体と別パーツ化して実感を高めています。

 

ガボラヒレ開)

首元のヒレを開いた姿。その内側の生々しい赤色と、奥に隠されていた骸骨のような顔が、禍々しい迫力を醸し出します。地中で擦れたダメージを再現したウロコや螺旋状器官の彩色も、禍威獣の生態を感じさせる仕上りです。