映像画日記

アニメーターの絵と映画と読書の記録

ファンタスティック・プラネット




ルネ・ラルーファンタスティック・プラネットLa planète sauvage(1973)フランス・チェコ
 

赤い目の巨人族ドラーグが支配する惑星で、少年テールが人類の解放に立ち上がる。
 異形のイラストレーター、ロラン・トポールのデッサンをもとに、チェコのイジー・トルンカスタジオで制作された長編切り紙アニメーション。
 1973年カンヌ映画祭審査員特別賞受賞。
 Blu-ray版で上映。






ルネ・ラルー René Laloux(1929〜2004)
 幼少時から映画や絵画に興味を抱き、13歳の時に学校をやめて木彫や絵画をはじめる。1955年から59年にクール・シュヴェルニーの精神病院で絵画アトリエを開き、患者と共にアニメーションの第1作『猿の歯』を制作。以後、4本の短編と3本の長編を発表し、フランスを代表するアニメーション監督としての評価を固める。



主な作品


1960 『猿の歯』Les dents du singe(短編)
1964 『タイムアウト(死んだ時間)』Les temps morts(短編)
1965 『かたつむり』Les escargots(短編)
1973 『ファンタスティック・プラネット』La planète sauvage(長編第1作)フランス・チェコ合作
1982 『時の支配者』Les maîtres du temps(長編)フランス・ハンガリー合作
1987 『ガンダーラ』Ghandahar(長編)フランス・北朝鮮合作
1987 『ワンフォはいかにして助けられたか』Comment Wang-Fo fut sauvé(短編)フランス・北朝鮮合作

サイボウズ転載)


ロジャー・コーマンだった!。