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現実とは我々が認識したところのものである。
人間は五感を通じて世界を認識するが、それを把握し自我に伝えるのはこの脳である。すなわち、我々にとっての現実は脳の中にしかない。感覚の認識が狂えば、あるいは脳がそれを統合することができなければ、世界はまったく違うものになるだろう。
こうした認識論的テーマはSFの一分野として根強い人気をたもっている。SFファンにとって、この現実ではない「もうひとつの現実」ほど魅力的なものはないからだ。
現実を書き換えたければ、自分の頭を変えればいい。たとえばドラッグだ。
ドラッグによる現実変容は、主観的には世界の変化と変わりない。フィリップ・K・ディックはドラッグによる世界変容を描いた。
「スキャナー・ダークリー」(06年)では登場人物の誰ひとり、ドラッグによる幻覚と現実の区別がつかない。あるいはそんな区別などもともと存在しないのかもしれない。すべては幻覚、あるいは脳内現実なのだ(抜粋)。
文/柳下毅一郎 「映画秘宝」2007年7月号、「21世紀SF映画コレクション100」。
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