映像画日記

アニメーターの絵と映画と読書の記録

『平田弘史のお父さん物語 』

平田弘史のお父さん物語

 

 

 

 

 

1937(昭和12)年、東京板橋生まれ。少年時代は将来エンジニアになる夢を持ち、マンガとはまったく無縁で過ごす。1958年、設備会社に勤めていた21歳の時、偶然出会った中学時代の先輩にすすめられて一晩で描いたマンガが大阪の貸本マンガ出版社、日の丸文庫で採用となり、一夜にしてマンガ家に。以降貸本短編誌「魔像」を中心に作品を発表。

それまでの時代物にはなかったリアルで迫力ある筆致とストーリーでまたたく間に人気を得、時代劇画の第一人者となる。

60年代後半からは「コミックMagazine」(芳文社)を皮切りに一般劇画誌でも活躍。以後「少年キング」「増刊ヤングコミック」「漫画ゴラク」「ヤングマガジン」「アフタヌーン」他に作品を発表。封建社会の底辺で生きる名もない武士たちの有り様を一貫して描き、読者はもちろん、同業者、編集者の間にも熱狂的な支持者を多く得る。

海外での評価も高く、1978年に米サンディエゴで原画展を開催したのをはじめ、87年には米エクリプス社より日本の作家としては極めて稀な描き下し作品を出版。

 

 

  • コミック: 223ページ
  • 出版社: 青林工芸舎 (2005/1/1)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4883791769
  • ISBN-13: 978-4883791767
  • 発売日: 2005/1/1
  • 梱包サイズ: 21 x 15 x 2.2 cm

『エヴァンゲリオンの夢』

エヴァンゲリオンの夢―使徒進化論の幻影

九〇年代最高のカルトSFアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』に、SF、ホラー、宗教思想の碩学である著者が二年余をかけて真正面から挑み、従来の類書が語らなかった細部にこだわりぬいて、すべてを読み解いた待望の書。

 

 

  • 単行本: 430ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2000/08)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4488023606
  • ISBN-13: 978-4488023607
  • 発売日: 2000/08
  • 梱包サイズ: 19.2 x 13.8 x 3.8 cm

『週刊プレイボーイ 2018年 5/21 号』  『FLASH(フラッシュ) 2018年 5/22 号 』

 

週刊プレイボーイ 2018年 5/21 号 [雑誌]

週刊プレイボーイ 2018年 5/21 号 [雑誌]

 

 

 

FLASH(フラッシュ) 2018年 5/22 号 [雑誌]

FLASH(フラッシュ) 2018年 5/22 号 [雑誌]

 

 

『101%のプライド』『『ドラゴンボール ファイターズ』 最強の書<ファイターズバイブル>』

 

101%のプライド (幻冬舎文庫)

101%のプライド (幻冬舎文庫)

 

 

 

 

『らんぷの下』『プロレス・格闘技超“異人”伝―リングの外でもスゴい人々 (洋泉社MOOK)』

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プロレス・格闘技超“異人”伝―リングの外でもスゴい人々 (洋泉社MOOK)

アントニオ猪木の永久電機をはじめとする奇怪なビジネス、佐山聡が“強い日本”を復活させるために提唱している“日本のスパイ組織”、西村修の“東洋思想プロレス”などといった格闘家達の「奇想」を取りあげ紹介。

 

らんぷの下 (小学館文庫)

▼第1話らんぷの下/▼第2話/だんぶりの家▼第3話/女傑往来▼第4話/すがの幸福▼第5話/ドライフラワー▼第6話/裸のお百▼第7話/寒雷▼第8話/女傑走る

●登場人物/青木繁(明治時代、日本西洋画の黎明期に実在した西洋画家)、柘植(青木繁と美術学校で同期だった若き西洋画家)、すなほ(柘植の恋人で、青木繁の元恋人)〈以上、第1話〉、私(結婚生活が上手くいかず、現実とのギャップに苦しみながらも、女としての自立を目指す女性)、かんな(私の姪で将来を期待される優等生)〈以上、第2話〉。

 


●あらすじ/明治42年、日本の西洋画の黎明期。天才画家、青木繁は世間に打って出ようとしていた。一方、その彼に闘志を燃やす若き西洋画家の柘植は、青木の才能を超えたい一心で、激しく自らを駆り立てながら絵を描き続ける日々を送っていた。だが、青木に対して異常なまでのコンプレックスを持つ彼は、献身的に尽くしてくれる恋人すなほのことを、愛しながらも信じられない。というのも、彼女が青木の元恋人だったからだ。そんなある日、柘植はすなほが今も青木の絵を隠し持っていることを知る……(第1話)。

 

▼一人の人間としての自立を目指し、「看護婦人」となった“私”だったが、しかし、職場結婚後、わずか3年でぼろぼろに疲れ果てて、父親の生家へ静養のため戻る。その家で共に暮らすことになった姪のかんなは、成績も良く女学校への進学が期待されていた。かんな自身も秘かに医者になることを夢見ていた。“私”は、彼女を応援したいと考えていたが、その家族は女の医者など必要ないと猛反対しており……(第2話)。