一人や二人は面倒だ! 束で来るなら相手になろう! 音と匂いの喧嘩旅
江戸の豪商の娘・お美津はお屋敷勤めの身だったが、若殿に手篭めにされそうになって逃げ、藩士たちに追われていた。
機知を働かせて彼女を救った市は江戸まで彼女を送り届けることに。
仕込み杖を抱えた盲目のやくざ、市をどうしても信用できないお美津は市の元から離れるが、江戸へ送り届けてお美津の家から搾り取ろうと企む駕籠留の囚われの身となってしまう。
単身、駕篭留の元へ乗り込んだ市は彼女を取り戻すが…。
【映像特典】●劇場予告篇 ●スタッフ・キャスト解説 ●フォトギャラリー
監督:安田公義 原作:子母沢寛 脚本:犬塚稔
共演:藤村志保 島田竜三 藤原礼子 丹羽又三郎 吉田義夫
1963年/日本/本編88分/カラー/片面1層/日本語Dolby Digital モノラル/16:9(スコープサイズ)
勝新太郎主演の傑作時代劇シリーズ第5弾。若殿に手篭めにされそうになって逃げていたお屋敷勤めのお美津という娘を助けた市は、江戸まで送ることに。だが、お美津は市のことを信用できず…。“大映75周年記念 大映 THE BEST 名作シリーズ31作品”。
マイブームの澤村宗之助 (2代目)が。やはり悪い役だ。てか伊藤雄之助の兄貴なのか。
初代澤村宗之助の長男として生まれる。弟は俳優の伊藤雄之助と初代澤村昌之助(伊藤敞之肋、澤村敞之肋、伊藤寿章)。
1922年帝国劇場で初舞台。1924年帝劇で二代目を襲名。1934年に弟二人と共に東宝劇団に参加。1954年に東宝と契約して映画の脇役専門となり多くの映画に出演した。
1978年11月3日午後2時40分、尿崩症の為、兵庫県尼崎市南塚口町にある兵庫県立塚口病院で死亡(享年60歳)[1]。
映画
- 晩菊(1954年、東宝) - 中田仙太郎 役
- 透明人間(1954年、東宝) - 野村代議士 役
- 夫婦善哉(1955年、東宝) - 儀平 役
- ゴジラの逆襲(1955年、東宝) - 芝木信吾 役
- 与太者と若旦那(1956年、東宝)
- 五十年目の浮気(1956年、宝塚映画) - 平一 役
- 阿波おどり 鳴門の海賊(1957年、東映京都) - 権蔵 役
- 一心太助 天下の一大事(1958年、東映京都) - 為吉 役
- 一心太助 男の中の男一匹(1959年、東映京都) - 伴蔵 役
- 江戸っ子判官とふり袖小僧(1959年、東映京都) - 四谷の藤兵ヱ 役
- 赤穂浪士(1961年、東映京都) - 小野寺十内 役
- 旗本退屈男 謎の珊瑚屋敷(1962年、東映京都)
- 続・座頭市物語(1962年、大映京都) - 関の勘兵衛 役
- 座頭市喧嘩旅(1963年、大映京都) - 下妻の藤兵ヱ 役
- 宮本武蔵 一乗寺の決斗(1964年、東映京都) - 僧 役
- 座頭市二段斬り(1965年、大映京都) - 錣山の辰五郎 役
テレビドラマ
- 三匹の侍 第2シリーズ第13話「品川初春」(1965年、CX)
- 素浪人 月影兵庫 第1シリーズ 第25話「怒り虫は笑っていた」(1966年、NTV/東映) - 宇川甚十郎 役
- 特別機動捜査隊 (NET/東映)
- 第318話「怪奇の家」(1967年)
- 第463話「黒い遺言状」(1970年) - 岩田 役
- 五人の野武士 第11話「少年ゲンと野武士」(1968年、NTV/三船プロ)
- 日本任侠伝 (1969年、NET/東映)
- 女殺し屋 花笠お竜 第9話「女が燃えれば鈴が鳴る」(1969年、12CH/国際放映)
- 遠山の金さん捕物帳 (NET/東映)
- 第11話「若様を消す女」(1970年) - 酒井八芳斎 役
- 第156話「剃刀と呼ばれた男」(1973年) - 黒不動の五郎蔵 役
- おらんだ左近事件帖 第19話「お江戸の恋の物語」(1972年、CX/東宝)
- 必殺仕置人 第20話「狙う女を暗が裂く」(1973年、ABC/松竹) - 和泉屋 役
- 大江戸捜査網 第3シリーズ第28話「怪盗組織に潜入せよ!」(1974年、12CH/三船プロ)
- 新十郎捕物帖・快刀乱麻 第19話「鳥と鳥とをとりちがえ」(1974年、ABC)
- 必殺必中仕事屋稼業 第14話「招かれて勝負」(1975年、ABC/松竹) - 上総屋久右衛門 役
- 江戸を斬るII 第6話「濡れ鼠河内山宗春」(1975年、TBS/C.A.L.) - 越後屋六右衛門 役