新宿紀伊国屋の店内で、DVDを買おうかずっと迷っていたが、後日近所のgeoで見つけた。
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コナーとマーフィー兄弟は、マフィアのケンカに巻きこまれて留置されるが、そこで信じる神から「悪しき者を処刑せよ」との啓示を受ける。正当防衛で留置所を出た2人はすぐに銃を手に入れ、神の啓示に従い、闇にはびこる悪人たちを始末していく。
全米各州で上映禁止になったほどのバイオレンス映画だが、不快感より爽快感を感じるのは、「処刑人」の兄弟が魅力的に描かれているからだろう。ルックスもよく頭もキレる。悪人は容赦しないが、ほかでは正義感あふれる善人の男たちなのだ。
兄コナーを演じるのは、『ヤング・インディ・ジョーンズ』シリーズで注目されたショーン・パトリック・フラナリー。弟マーフィーには、『ミミック』でも美少年ぶりが目立ったノーマン・リーダス。また、立場を越えて彼らに共感を覚えていくFBI捜査官を演じるウィレム・デフォーが、ここでも癖の強いキャラクターを個性で演じきっており注目だ。(古屋葉月)