2014/1/8 荒木伸吾特集(18時半〜20時半予定)
1970〜80年代のTVアニメ史を飾ったスターアニメーター、荒木伸吾の特集。
●『UFOロボ グレンダイザー』#63「雪に消えた少女キリカ」(1976)
脚本:馬嶋満/演出:勝間田具治/作画監督:荒木伸吾
●『惑星ロボ ダンガードA』#42「異星人ノエルの微笑み」(1977)
脚本:馬嶋満/演出:勝間田具治/作画監督:姫野美智
●『ベルサイユのばら』#19「さよなら、妹よ!」(1980)
脚本:杉江慧子/絵コンテ:さきまくら(出崎統)/作画監督:荒木伸吾、姫野美智
●『聖闘士星矢 真紅の少年伝説』(1988)※抜粋
監督:山内重保/脚本:菅良幸/作画監督:荒木伸吾
Blu-ray版で上映
◆荒木伸吾(1939〜2011)
1955年貸本劇画で漫画家デビュー。1964年虫プロに入社してアニメーターとなり、1966年にジャガードを設立。当時は『巨人の星』『あしたのジョー』などの劇画調タッチを得意としていた。
70年代には『キューティーハニー』『魔女っ子メグちゃん』『UFOロボ グレンダイザー』『惑星ロボ ダンガードA』などの東映TVシリーズでキャラクターデザイン・作画監督として活躍。スタッフに加わった姫野美智の影響で少女漫画的なラインが強調されるようになり、美麗なキャラクター作画はアニメファンの絶大な支持を獲得した。
80年代前半は海外合作の仕事がメインとなり、一時日本作品からは遠ざかっていたが、86年の『聖闘士星矢』でTVアニメシーンに本格復帰し、劇場作品も含めて後期の代表作として人気を博した。
主な作画作品
'70『あしたのジョー』(TV)、'73『キューティーハニー』(TV)、'73『バビル2世』(TV)、'74『魔女っ子メグちゃん』(TV)、'75『少年徳川家康』(TV)、'75『UFOロボ グレンダイザー』(TV)、'77『惑星ロボ ダンガードA』(TV)、'79『ベルサイユのばら』(TV)、'81『宇宙伝説ユリシーズ31』(TV)、'82『ルパン8世』(TV、未)、'86『聖闘士星矢』(TV)、'87『聖闘士星矢 邪神エリス』(劇場)、'88『聖闘士星矢 神々の熱き戦い(劇場)、'88『聖闘士星矢 真紅の少年伝説』(劇場)、'91『横山光輝 三国志』(TV)、'93『蒼き伝説 シュート!』(TV)、'97『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪特急! まぼろしの汽車』(劇場)、'02〜08『聖闘士星矢 冥王ハーデス』(OVA)、'04『リングにかけろ1』(TV)
(学科サイボウズ転載)