三回目。
第二形態が蒲田を蹂躙するシーンが好きだ。現実が書き換わった。
08.22 追記
大人向けというにはコドモっぽく、子供向けというにはマニアックな作品。マニアに受ける要素は十二分。特撮オタクはノスタルジーに生きるからアニメオタク以上に業が深く幼稚だ(一般人から見れば差はない)。
易しいシナリオが一般層も惹きつけた。これが庵野監督のいう「今回はエンタテイメントにする」ということなのか。
会議や作戦指揮以外になると、平泉成をはじめ人物芝居とホンはクサいし、石原さとみのセリフ回しもアニメのようでやはりつらい。セル(TP)がダブッて見える。
モデリングが弱くても、庵野監督ならシートワークとタイミング、レイアウトで、魅せる画、持つ画が撮れるという感動。
蒲田を蹂躙する第二形態の正面ショット、ビジュアルショックだけは衝撃だった。
幼少から、映画体験の芯から、希求していた画だと思った。
何度でも観返せる。